桃びる


「コーヒーってさ、
大人の飲み物じゃん」


『なんやねん、それ。
子供が飲んだら、
あかんのか?』


「イメージ…で。
子供が飲んだら、
きっと、何か危ないん
だろうなって思ってた」


『ガキんとき?』

春は缶をふにゃふにゃと
振りながら頷いた。

彼は、興味なさげに、
足を、ぶらぶらさせた。