目を開けると、 自習室にいて 手を伸ばすと、 熱を握って火照った 手は空き缶に当たり それを掴めば 水滴が冷たく、その 心地よい感触にまた、 夢の世界へと少し、 引き込まれそうに… ドスン! その瞬間… 自習室に響き渡るほど、 大きな、音が、した。