空気と羽海は顔を見合わせた。
そう言えば、あの整備屋のおじさんの口振りでは、この少年は頻繁にこの島を訪れている様子だった。
「不本意だけど、監視のためにきみたちも一緒に来てもらうよ」
「誰か入院でもしてるのか?」
「そう」
「いつから? 長いの?」
「そう」
取りつく島もない返事だ。
この無色という少年は、誰に対してもこうなのか──まるで鋼のように冷淡で無愛想だ。
あの戦闘機と同じだ。
今は軍用ライフルこそ携帯していないものの、黒い軍服の装甲を身に纏い、何者も寄せ付けようとしない。
町を外れ、木々の間に延びる舗装された坂道を登ることしばし。
到着したのは、小さな島には似つかわしくない大きな病院だった。
そう言えば、あの整備屋のおじさんの口振りでは、この少年は頻繁にこの島を訪れている様子だった。
「不本意だけど、監視のためにきみたちも一緒に来てもらうよ」
「誰か入院でもしてるのか?」
「そう」
「いつから? 長いの?」
「そう」
取りつく島もない返事だ。
この無色という少年は、誰に対してもこうなのか──まるで鋼のように冷淡で無愛想だ。
あの戦闘機と同じだ。
今は軍用ライフルこそ携帯していないものの、黒い軍服の装甲を身に纏い、何者も寄せ付けようとしない。
町を外れ、木々の間に延びる舗装された坂道を登ることしばし。
到着したのは、小さな島には似つかわしくない大きな病院だった。


