「気持ち悪いでしょう。」

「いいや。けど島田に
言った言葉は本気だから。

俺の傍から離れたら
怒るからな。」

「傍を離れるって?
私無理だよ。」

「知っている。

それを承知で言っている。
俺から離れるな!!」と
彼女を抱き寄せた。

「仲間だし。友達だろう。
無理をするな。

山田の変わりにならないけど

一緒にいることは出来る。
だから俺に頼って欲しい。」と
俺は今の気持ちを伝えた。

「ありがとう。」と
私は伝えた。

この後
彼と一生一緒にいるとは
この時は知らなかった。

・実、美穂サイド終わり・