「愛子おはよう。」と
美穂が言ってきた。

「これノートのコピー
だよ。女子の言葉
気にしたらダメだよ。」
と言われたけど、

「大丈夫。気にしていないし
だって嘘だもん。」と
私は明るく振舞った。

けど嫌味は続いた。

教科書は無くされるのは
当たり前の事。

少しでも吉沢君が
話を掛けてきた日は
靴に画びょうが入って
いたりする。