「緑先輩、俺達も手。繋いでおきますか?」 そう言って、軽く笑みを見せて新城さんの前にたつれいちゃんは、姉の私が知らないれいちゃん…。 きっとこれからはもっともっと、れいちゃんは私の知らない人になっていく…。 そんな兄弟としてすごく当たり前なことが、歯がゆい…。