新城さんが元気よくユウト先輩の質問に答える。
「ははっ。元気がいい子だな~」
そう言ってユウト先輩は笑う。
「ミウちゃん、おはよ」
「おはようございます!」
「れいくんおはよっ!!!」
「おはようございます」
ユウト先輩と新城さん、そして私とれいちゃんの声がしんくろする。
「あっ、さっき話してたんだけどね。遊園地、四人で一緒に行かない?」
いきなりのユウト先輩からの最悪な意見に、私は目を見開く。
だけど…
「四人で行った方が絶対に楽しいと思うし。ねぇ、緑先輩」
そう言って、綺麗に笑って新城さんを誘惑してしまうれいちゃんは、ズルすぎる…。


![_残酷すぎるキミ_[短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.786/img/book/genre1.png)