それからも 沈黙の時間は続いた。 もうどれくらいの時間が 過ぎたのだろう。 感覚が分からない。 それにしても 何を言えばいいか分からない。 ううん、違うね。 言いたいことばかりなのに 戸惑っているよ。 私はとりあえず 彼の隣をゆっくりと歩いた。 「あのさぁ」 「う、うん!」 急にかけられた声。 大きな声で 思わず返事をしてしまった。 「1つ聞きたことが あるんだけどさ…」 「な、何かな?」 彼は少し 恥ずかしそうにしていた。 そして口を開いた。