*** 俺の為に あの場所がなくなる。 彼女は気を使って 最初は言ってくれなかった。 龍慈に言われて 気が付いた。 でも俺が問い詰めると 蓮実はちゃんと話してくれた。 そして 言ったんだよな。 「心配を かけたくなかった」って。 気を使ってくれるのは 嬉しいよ。 でももっと嬉しかったのは 正直に言ってくれたから。 同時に 本当なんだと実感した。 嘘じゃなかった。 図書室は もうすぐ壊される。 沙菜が言っていたこと。 何か重要なことを 言っていた気がした。