私は次の日からすぐに
校門でビラを配りをした。
大きな声で
呼びかけた。
何度も、何度も…。
あれからもう
二週間が過ぎていた。
「お願いします!
何でもいいので
教えてください!」
「お願いします!」
「お願いします!」
私はくり返し頼んだ。
もしかしたら目撃した人が
いたかもしれない。
その思いに懸けて。
でも誰も
ビラを貰ってくれない。
無視されてばかりだ。
でも泣き言なんて
言えないよね。
辛いのは私じゃない。
あなたでしょ?
心で涙を流しているのは
あなたでしょ?
こんなの
苦でも何でもないよね。

