図書室のラブレター





「悩みでもあるんでしょ?
私でよかったら
話ぐらい聞くよ?」




彼女は私の目の前に座る。



そこは私が
いつも座っていた場所だ。




「言いたいことは
相談してみるべきよ?」


「…でも」


「意外に何も知らない人の方が
楽に話せるものよ?」




半分気迫に負けた私は
ゆっくりと話し始めた。



彼女は何も言わずに
うなづいてくれる。



いつの間にか話すことが
心地よくなっていた。



こんなにも私の心に
溜まっていたんだ。




「…私どうすればいいのか
もう分からないよ」


「辛いのね」




彼女の言葉が
優しく胸に染み渡った。