「これが『鋼龍』の女か」 「違う!」 「その必死な感じ、 マジっぽいな!!」 そう言って 高らかに笑い出した。 「その女は、 ……龍慈の女だ」 その言葉に俺は驚いた。 同時に視線が注がれた。 俺は一番前に乗り出した。 「それは本当か?」 俺は総長に厳しい目で 問いただされる。 俺は晴樹と目があった。 何か言いたそうな目で 俺に訴えかけていた。 「違っ…!」 「本当だ!!」 俺の言葉を遮るように 晴樹は怒鳴る。