「蓮実ーーーーーーーー!!!」
何度も大きな声で連呼される。
私は顔が赤くなってしまった。
「さっきから呼ばれてるのって
やっぱりあんただよね?」
「…そうみたい」
「…あの人、誰?」
「えっと…」
「ヤンキー?」
結依の言葉にドキッとした。
そういえば、
そのことも言ってなかった。
今、気がついても
後の祭りである。
そんな後悔している余裕なく、
私は先に彼氏のことだけでも
話そうと思った。
「結依!実は…!!」
「晴樹が…はぁはぁ…」
言葉は間に合わなかった。
しかも
かなり息切れのご様子。

