図書室のラブレター




コーヒーカップの後も
次々と絶叫系を制覇していく。



それに付き合わされる私。



付き合うとは約束したけど、
こんなことになるなんて。




そして日が暮れ始めた。



綺麗な夕日が
多分顔を覗かせているのだろう。



視界がぼやけて
はっきりと分からないが。




「じゃあ、最後に…」




まさか、
観覧車とか言わないよね。


ドキッとする。



今まで晴樹君とは
デートなんて
全くしたこと無かった。



よく考えると男の人と2人で
遊んだのはこれが最初だった。




(でも、
デートじゃないし…!!)




「最後は…ん~~…これ!!」




悩みまくった挙句に
指差された先。