図書室のラブレター




「なんで?
まだまだ行こうぜ」




本当にその好奇心には
参りました。



目が小さな少年のように
キラキラして見える。



まぁ目が回りすぎて
目がどこか分かりませんが。




「休憩なんて早いって」


「じゃ…あ……これに…」




ふらふらになりながら
指差したのはコーヒーカップ。




「いいね!!乗ろうぜ」




ノリノリに
コーヒーカップに向かう。



瞬間、しまったと思った。




「よし、回すぞ!!」




もちろん了解を得ないまま
高速に回される。



やっぱりゆっくりとなんて
回すわけなかった。