小悪魔ハニー

掃除機をかけ終わり、コンセントを抜いて元あった場所に戻す。





リビングに戻るとソファーに座り、雑誌を見てる梨珠に抱き着いた。





「何?」





・・・・・何って。





「掃除機かけ終わった。」


「ご苦労様。」


「癒してくれない?」


「は?」


「癒して。」


「どうやって?」





どうやってって・・・。





「例えば?」


「キスとか?」


「は?キス?」





キスだったら一瞬で癒される。





「俺、掃除頑張っただろ?一生懸命やったんだからキスして欲しい。」





うわ―――・・・睨んでる。





「私のキスは高いのよ。」




そんなこと初めて聞きましたが・・・。





「ねぇ、この紅茶飲んでみて?」


「梨〜珠〜。」


「いいからさっさと飲む。」





そう言われ、しぶしぶ進められた紅茶を飲む。





・・・・特別美味しいわけでもないただの紅茶。