誰が離婚なんてしてやるか。





こんなに好きなのに、愛してるのに離すわけないだろ?





「バカじゃないの。」





ああ、バカだよ。





こんなくさい事言えるほどバカだよ。





「なんでも1人で抱え込むな。お前の傍には俺がいる。俺が支えてやる、守ってやる。もう我慢すんな。悲しかったら泣け、スッキリするまで抱きしめててやる。もっと我儘も言えよ、全部聞いてやるから。」





もっと俺に甘えろよ。





甘えて甘えて甘えまくれ。




「偉そうに・・・でも、ちょっと胸を貸しなさい。」


「俺の心も体も梨珠のもんだ。好きなだけ使って。」




背中に手を回してきた梨珠はうつ向き、小さい声をあげ泣き始めた。





こんな姿も愛しい。





意地悪で小悪魔で偉そうで女王様だけど全部愛しい。




俺しか知らない。





俺だけにしか見せない。





これからも俺だけにしか見せるな。





俺は梨珠の物だから。