あとで知った事だけど、 母親もオレと同じ病気だったらしい。 「……僕っていないほうがいい?」 お母さんが僕のせいで苦しんでる。 僕がいなければお母さんが苦しまない。 馬鹿なオレは、そんな事を本気で考えていた。 ――パシッ―― 病室に響く乾いた音。 ヒリヒリと赤くなるほっぺた。 そして…… 「バカッ……!!」 さっきの何倍も涙を流しているお母さん。 オレの嫌いな…… ……お母さんの涙………