「今日はここで飲みな…」
会社の忘年会の帰り、時間は21時を過ぎていた。
飲み過ぎた俺は勢いがつき、一人いきつけのスナックに立ち寄った。
「いらっしゃい」
50を軽く過ぎたママに呼ばれた席は、3人ほど座っているが、まだ3人は座れるカウンターではなく、テーブル席。
白いドレスを纏った女のまえだった。
「こんちは」
俺は気が進まなかったが酔いに任せて気さくに声をかけた。
「こんにちは」
女は足を組み直し携帯電話をいじりながら目を合わせずに言う。
「…」
゛なんだこいつ?゛
゛何気取ってんだ?゛
第一印象だった。
俺も何をいうわけでもなく、たばこを吸っていた。
「君いくつ?結婚してるの?」
しばらくして女は携帯電話をテーブルに置き、
゛仕方ない話してやるか゛
という態度で話しかけてきた。
゛28、してるよ。゛
こんな奴、適当に答えておけばいい。俺はぶっきらぼうに3つサバをよみ答えた。
「ふ~ん、あたしの方が上だね。あたしもしてるよ。いくつに見える?」
女はたばこをふかしながら言う。
゛ざけんじゃねーよ、うぜーよ、どうでもいい“
と、今にも怒鳴りそうになる。
しかし、行きつけのスナックということもあり、我慢した。
だが女は無視した。
目を合わせずに俺は携帯をいじる。
「可愛い顔してるけどあんた無愛想だね」
女は俺の顔色をうかがい
「…場所変わるね」
そう言い残しカウンターに席を変えた。
゛どっちが無愛想だ!゛
会社の忘年会の帰り、時間は21時を過ぎていた。
飲み過ぎた俺は勢いがつき、一人いきつけのスナックに立ち寄った。
「いらっしゃい」
50を軽く過ぎたママに呼ばれた席は、3人ほど座っているが、まだ3人は座れるカウンターではなく、テーブル席。
白いドレスを纏った女のまえだった。
「こんちは」
俺は気が進まなかったが酔いに任せて気さくに声をかけた。
「こんにちは」
女は足を組み直し携帯電話をいじりながら目を合わせずに言う。
「…」
゛なんだこいつ?゛
゛何気取ってんだ?゛
第一印象だった。
俺も何をいうわけでもなく、たばこを吸っていた。
「君いくつ?結婚してるの?」
しばらくして女は携帯電話をテーブルに置き、
゛仕方ない話してやるか゛
という態度で話しかけてきた。
゛28、してるよ。゛
こんな奴、適当に答えておけばいい。俺はぶっきらぼうに3つサバをよみ答えた。
「ふ~ん、あたしの方が上だね。あたしもしてるよ。いくつに見える?」
女はたばこをふかしながら言う。
゛ざけんじゃねーよ、うぜーよ、どうでもいい“
と、今にも怒鳴りそうになる。
しかし、行きつけのスナックということもあり、我慢した。
だが女は無視した。
目を合わせずに俺は携帯をいじる。
「可愛い顔してるけどあんた無愛想だね」
女は俺の顔色をうかがい
「…場所変わるね」
そう言い残しカウンターに席を変えた。
゛どっちが無愛想だ!゛