数也は明らかに嫌そうだ

だが人種は同じだから
お似合いだと思う


「あ〜数也ってりえサンの
お隣じゃーん。ふーぅん
あっ!チャイムなるわ!帰るね!ばいちゃ」


響子がかえる



…っと良かった。だが
耳元で言われてしまった
「数也はあんたなんか
好きじゃないんだから」


女の本性だ
あ〜怖い怖い

あんな男のどこがいい?


つーか私
別に好かれてないんですがァア

まぁそんな感じで
女子のボスから嫌われた
んだからなにがあるか、分からない


『用心しないと』心の中で誓った



「えっーとッ!佐藤サンの
事は気にすんな!あいつ腹黒だから。なんかあったら俺が責任とるから…」


数也の意外に優しい言葉に少しトキメイてしまった………

「うッうん。」