「ちょっと隆介と話したい…」 家の前まで送ってもらった私は、ちょっと甘えた表情でお願いした。 「遅くなってもいいの?親に言ってからにしろよ。俺、あそこの公園でタバコ吸ってるから。」 隆介は、バイクを押しながら家から2分の公園へ歩き出す。 …やばい。 また好きになった。 夜遅くに送ってくれる時は気を遣ってバイクのエンジンを手前で止める所も・・・ 親に言って来いなんて…意外に真面目な所も… すごく すごく 大好き。