血の果て




リカの柔肌が酷く恋しい。
寝室を覗いてみようか。

でも、起こしてしまうのも可哀想で、ドアノブに掛けた手を引っ込めた。







再びソファーに身を預けた時には4時を回っていて。

不眠症のように、眠いのに眠れない。