「だからっ…応援してね!?」



「う、うん…。」



陽菜はあたしがそう言うとパァッと明るい笑顔になった。




「よかったぁ…。
 あたしもしかしたらね、綾子も福田君が好きなのかもって思ってたんだぁ…。」




は??



んな訳ないじゃんバカ。



陽菜は上機嫌でトイレを後にした。



あたしも職場に戻った。



それにしても…



今夜超楽しみなんだけど。



なんつったってあの社長と二人でお食事…だもんね??