「…ん…??」



「あ、社長っ!!気がつきました…??」



社長が目を開くと同時に駆け寄るあたし。




「…内田??……俺…。」




「倒れたんですよっ!!覚えてませんか…??」




「…ああ~…。なんとなく思い出した…。」



「社長に就任したばっかでいろいろ大変でしたもんね…。
 無理はなさらないでください。」



あたしはそう言ってニコっと笑った。



「…さんきゅ…。」





社長はそう言って笑みを見せる。