福田…ありがとう。




最初は最低な奴だって思ってたけど…



陽菜が惚れた理由が分かるよ。



「綾子。」
 


愛しい人の声で振り向く。



それと同時に唇に感じる温かさ。



「…隙アリ♪」



子供みたいに笑う尚人が愛しくて…




大好きで…。




「尚人…愛してる。」





「俺も…愛してるよ。」