「あ、これケータイっ。
 昨日俺ん家忘れてったろっ??」



こんのドアホーっっ!!!!




陽菜の表情が曇っていくのが分かった。




「…綾子、昨日福田くんの家にいったの??」



「え…えっと…。うん…。」



もう誤魔化せないよね…。




「…もしかして…あの食事の日から泊まってたの!?」



ギクッ



「…………っ。」




「……何でっ…。」