「ま、待て…ばんそうこう持ってくるから…。」




福田はそう言って部屋を出て行った。



あたしは力がぬけて、ペタンとその場に座り込む。



…え~っと…。



今までのことを整理しよう。



あたしはココアをいれようと席を立った。



でも二日酔いのせいでフラついて倒れそうになった。



それを福田がうけとめようとして、



押し倒された体制になってしまった。



顔が息がかかるほど近かったけど、



なんとかキスはしてなくてセーフだった。





…問題はそこからだ。