硝子玉


俺はどうしようもなかった。

だから、離婚したんだ。

離婚すれば虐待は止まるって思ったそれだけのこと。


何年かたって親戚の人から青空と風太が家を出てこっちに来ていると聞いた。

合わせる顔がなかった。

それで、俺は青空が中学二年になったら会いに行こうと決めた。

今思うと会わなければ良かったのかも知れない。


再会した時青空は美人になっていた。

「お父さん・・・?」