拓真君と、知らない人物が見えるけど多分その人も生徒会メンバーなのだろう


「拓真、邪魔しないでよね、折角、梨乃ちゃんと見つめ合ってたのに」


え、見つめ合ってたの?
まぁニコニコ見てくるから、つられて見てたわけなんだけど…


「いや、それ俺のせいじゃないよね」



何か…二人とも似てるなぁ、雰囲気が



「あ、拓真君何で?」



生徒会じゃなかったはず…



「そうそう、決まった事なんだけど、拓真と君を新しく生徒会に入れたから。よろしくね」



ニッコリ言う安藤先輩に思わず驚いた


だってあたし何も知らないし…


「…駄目かな?」

「え…」


そんな目で見ないで下さい


「でも、決定事項だから拒否権はないんだけどね」


きっと、この生徒会長こと、安藤高志は腹黒い


と思ってしまったあたし


そして渋々承諾したのだった



「じゃ、メンバー紹介しとくよ。隼人と由宇に拓真は分かるでしょ。後は、藤野恭平に…」



さっきの人だ

見ると少しだけお辞儀してパソコンに目線を戻した


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