そう言い、珠麗愛はまた吃った。 「……今から真直ぐ、家に帰るのか?」 「はっはい。」 「……もう暗いし…送ってく。」 …………え? 俺、何言ってんだ? 「いっいえ!そんなご迷惑を!」 ご迷惑? 「全然!迷惑なんかじゃねーよ……あーっ!!ほら、行くぞ!」 俺はそう言って、珠麗愛の腕を引っ張ってエレベーターに乗り込んだ。 _