「イヤなのか?」



「イヤじゃないっ!!」



イヤなわけないじゃんっ!!



だって先生の白衣だよっ!!



大好きな先生の大切な白衣。



洗えるなんて…



スゴく幸せだよっ!!



「じゃあ、んなこと別に…」



「でも…」



「あ?」



でも…ね、



「気になるんだもん…」



「は?」



そう。



スゴく気になるんだもん。



でも気になるのは…



ホントに知りたいのは…



先生の気持ち。



あたしに対する気持ちを教えてとは言えない…から…



だから変わりに、



少しだけでいいから先生の思ってることが知りたいの。



ちょっとだけでいいから、



ココロの中が見たいの。