「ばかっ!!何すんだよ」 「だって、バイトのみんなは食べてるのにおじさんだけ食べてない」 渋々、肉をもぐもぐ食べたおじさん。 まだ笑わない。 あの笑顔、見たいのに。 「おせっかいなガキ……くくく」 笑った。 食べていたし、下を向いていたからよく見えなかったけど、確かに笑った。 横顔だったけど、見えた。 鋭い瞳が笑うと優しくなる。 何だろう。 この気持ち。 どうして、ドキドキしてるんだろう。 このままずっとここで話していたいって思うのはどうしてだろう。