チュッ… 私の顔は真っ赤で心臓はバクバクなのに、隼人は「バイバイのキス」なんて、涼しげに言っている。 ふと隼人は緊張しないんだろうか、とか考えてしまった。 「じゃあな。」 『うん、気をつけて』 そう言って、私は家に入り、隼人は来た道を戻って行った。