今でもあなたを愛してる。

2人の間に、風が吹いた。


私はその瞬間、隼人の腕からそっと逃れて言った。
『あのね、今日は話しがあるの』


一週間かけて出した私の答え。


不器用な私の、精一杯の隼人への愛。


それを告げる時が来たようだ。