今でもあなたを愛してる。

「俺の夢は、バイオリンでプロになって、海外でも活躍することだった。
父さんは、そのこと知ってるから、キツいこと、言ったんだと思う。」


『素敵なお父さんだね』


「あぁ…
それに、父さん、離婚する前に母さんに頼んだんだ」


『何を?』


「離婚しても、隼人にバイオリンだけは続けさせてやってくれ、って…
最初は母さん、否定的だった。
だけど、父さん、金もちゃんと出すからって言ったら、母さんも認めてくれた。」


『じゃあ、隼人、今…』


「やってねぇよ…」