そして、時間を忘れるように、あたしたちは思いっきり遊んだ。 気が付けば、公園には誰もいなくて、外は真っ暗だった。 「ちょっと遊びすぎちゃったみたいですね。」 「そうだな。」 ……………。 沈黙が続く。 「じゃっ、帰りましょーか。」 私は、公園の入り口に向かって歩き始めた。 「待てよ。」