「何書いてんの〜?」


「ちょっ、ちょっと梨子!」


親友の梨子が私から先輩への手紙を奪った。


「どれどれ?………………ふ〜ん。そういうことか。」


自分の顔がみるみるうちに赤くなっていくのが分かった。