すっかり身支度がととのったシンデレラは、世界中のだれよりも美しい、まるで本物のお姫様のようになりました。

それで、本当は、その姿を一番にお父さんに見せたいと思いましたが、舞踏会はもうすぐ始まってしまいます。

家には、馬車が一台しかありませんから、ぐずぐずしていると、シルハとシルクは、邪魔なシンデレラをおいていってしまうかもしれません。