空には幾千の星。

儚い位に真っ白な、雪。

そして、笑う君のとなり。

いつまでもいつまでも、君のとなりに



さあ、手をつないで帰ろう。




「サンタさん来てくれるかなー」

「さぁな。俺ん事忘れてたから無理なんちゃう?」

「黒髪で、意地悪なサンタさん来ないかなぁ」

「どうやろなぁ。俺みたいな男前が来るとええな。」

「あたし、またお星様が欲しいなっ!」




帰ったら、

君が転ばないように邪魔な物はなくして

窓の鍵は開けておくね。



恥ずかしがり屋で、意地悪で優しい

サンタクロースのために