リキに相談したら・・・って、 顔を思い出すだけで 何故かまた心臓が響き出す。 ドキン、ドキン こんな大きな心の音 どうかおばあちゃんに 聞こえませんように。 そう願いながら 最後の金平糖を食べて、 ドキドキを沈めた。 甘い甘い味で心を満たし 彼のぬくもりを思い出して眠る。 でもそのドキドキは、 翌日、彼に逢ったときに また煩く鳴り出した。