【コラボ】ダブルヒロイン

「あなたには関係ないことだわ。

私のことは放っておいてよ!」

「放っておけねーよ。こんなとこで、一人でいるお前を放って行くことなんか出来ない。」

安永は振り向こうともせずに、ただ俺に背中を向けたまま叩き付けるように叫んだ。