【コラボ】ダブルヒロイン

やっと物置部屋についた時、暗い部屋の中でしゃがみこんでいる安永を見つけた。

弱々しいその後ろ姿に、なんて声を掛けたらいいのかわからなかった。

安永は俺の気配に気付いたのだろう。か細い声で、話し始めた。