「先輩、私ちょっとトイレに行きたいんですけど…。待っててもらっていいですか?すぐ帰ってきますから。」 「おお、行って来い。」 モカはすみませんっ、と恥ずかしそうに言って、トイレの方に走って行った。 モカの背中を見ながら、俺は壁に寄り掛かる。