「お前、何やってんだよ! こんなこと教師にばれたら退学だぞ!?」 安永は踏みつぶされた煙草をじっと見つめながら、ぼそりと呟いた。 「煙草くらいじゃ退学にはならないわ。停学がいいとこなんじゃないかしら。」 「……。」