「でも、俺、ヒロさんに認められる男になりますから」


亮…ありがとう


「…何か寂しいな。父親な気分。実際親は海外で仕事だし、父親代わりだったしな」


お兄ちゃん…


「結衣はヒロさんの事頼りにしてるし大好きですよ」

「…ハハ、拓にも同じ事言われたよ。分かってるよちゃんと。サンキュー」


お兄ちゃん…ありがとう



「結衣?何してんだ?」


そんな時、後ろから拓お兄ちゃんが来た


「入らねーの?」

「あ、入る入る」

涙目になっていたのを拭いてリビングに入る

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