俺は…最低だ。 1番大切な人を傷つけた。 美雨の前に座りこんだ。 「美雨…どうしたらいい?」 情けないな、俺。 後悔したってもう遅いのに。 美雨も怯えている。 そりゃそうだ。 いきなり信頼していたヤツに食い付かれて、血を飲まれて、傷つけられて… 軽蔑しているだろう。 悪い… リトさん…