その後──マーガレットはもちろん傭兵マニアを続けている。

 それまでの自分を反省し彼らの仕事を理解して、時にはサポートまでもこなせるようになったのだ。

 邪魔に思われていた彼女が、いつしか必要とされる事もあった。

 そうして多くの祝福を受けて傭兵と結婚した。

 1つ年上のアメリカ人でベリルもよく知る人物だ。

 式にもパーティにも顔を出さなかった彼だが、宛名の無い荷物は2人を喜ばせた。

 そして誰でも結局はそう言うように、彼女も「子供は傭兵にはしたくない」と周りにはこぼしている。

「ベリルをいつか殴り飛ばす」

 それが彼女の口癖だ。


 END


※作中に登場する一部の団体名や社名、武器関係などは創作に基づく物で実際のものとは関係ありません。