マニア・タイフーン

「お嬢さんも一緒に連れて行かれるのは予定外だったなぁ。なんで思いつかなかったんだろう?」

「彼女については数々の私怨があったためだろう」

 手錠を外してもらっている彼女を見つめて首をかしげるカーティスにベリルはしれって応える。

「! ああ。なるほど」

 聞いたカーティスは納得したように手を打った。

「ちょっと! それどういう意味よ!」

 しっかりと聞こえていたマーガレットは高笑いで逃げるカーティスを追いかけた。