マニア・タイフーン

「処で」

「?」

「誘惑するつもりならもっと大胆にしてはどうかね?」

「?」

 意味の解らないマーガレットに、ベリルは自分の胸元を指し示した。

 それに従い視線を降ろしていく。

「!?」

 服のボタンが2つほど開いていて、ブラが少しチラついていた。

「い、いつから……」

「逃げるのに車に乗り込んだ時からかな」

「もっと早く言ってよ! バカ」

「クククク」

「このっ……」

 前言撤回! やっぱり嫌な奴! 声を殺して笑っているベリルをギロリと睨み付けた。