そして、2人の距離は縮まった。 手を伸ばせば、抱きしめられる距離。 キスが出来てしまう距離。 「後悔は?」 「しないよ??」 紗世は笑顔で答える。ユウは、ニヤりと笑い、口を開ける。 ユウの口から、白く光るキバが見える。 本当に、ヴァンパイアなんだ。 私は・・・ 「嫌っっ!!」 思いきり紗世とユウの間に割り込んだ。